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【  2015年02月  】 

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鸞奇談 5-1

小説

2015.02.24 (Tue)

 「いやー、しかし噂通りでしたなー」「ええ、まさかあの伝承の呪いの瞳と同じ色とは・・・」「しかも、聞くところ姫は王家の血を継いでいないそうですぞ。 これは、ますますキナ臭い感じがしますなぁ!」「いやー。くわばらくわばら!」ガッハッハ!と豪快に高笑うのは、ついさっきまで城にずけずけとやって来たあの武官たちである。国への続く切り開かれた山道を下り、自国へと帰る途中のようだ。「それにしても、この小国は本当...全文を読む

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鸞奇談 4-5

小説

2015.02.23 (Mon)

 「南の大国ということは・・・『麒皇国』(きおうこく)ですね。 王位継承してから貧富の差が激しくなったとか聞いたことがあります」「らしいわね。ここ最近、特に顕著になっているそうよ・・・」南の大国はここと違い、大都会という言葉が似合う繁華街が立ち並ぶ国。国のシンボルでもある巨大な海以外で自然は少ないが、外れに巨大な国立公園がありこれからの季節は海での海水浴も解禁している観光地としてもとても有名な発展国...全文を読む

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鸞奇談 4-4

小説

2015.02.23 (Mon)

 「さて!私もそろそろ部屋に戻らなきゃ!あれだけお強請りしたんですもの。 片付いてないと兄様に知られたら怒られちゃうわ!」だがすぐに声を張り、拳を突き上げて元気を示す桃花。「姫様・・・」「雪那さん麻子さん!時間ができたらまたお話しましょう?」「は、はい。喜んで」「それじゃーねー!」気丈な振る舞いに侍女二人は何と言葉をかけていいかわからず笑顔で手を振りながら自室へ戻る姿を、御簾の奥に消えるまで見つめる...全文を読む

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鸞奇談 4-3

小説

2015.02.23 (Mon)

 「武官殿、無礼は百も承知で申し上げます。ここは鳳皇国を統べる王族の敷地。 今現在、お二方はいわば姫様の客人の立場に御座います。 申し訳ございませんが、そのことをどうかご理解をお願い致します」「いいのよ雪那さん。ありがとう」桃花の微笑みに、まだいい足りないという表情をしながらも静かに一歩下がる雪那。黙っている麻子もまるで自分のことのように形の良い眉をグッとひそめている。そんな様子に男たちは「おお、怖...全文を読む

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鸞奇談 4-2

小説

2015.02.23 (Mon)

 「おやおや、姫様ともあろうお方が、廊下で白昼堂々従者とお喋りとは・・・」「暢気な・・・いや、平和なものですなぁー・・・」華やかな談義に水をさす無粋な声色が耳に届き、三人は顔を上げる。そこにいたのは、もみ上げと髭がつながった二人の中年男性だった。眼が痛くなりそうな色と柄をゴテゴテを合わせた着物の下には、やけに弛みが目立つ腹。着物の生地自体は職人の腕が光る上等なものだが、如何せん合わせ方や着付けが無理...全文を読む

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鸞奇談 4-1

小説

2015.02.23 (Mon)

 「雪那(ゆきな)さん、麻子(まこ)さん!」仕事中の侍女たちに声をかけたのは、先ほど着物騒動が収束した桃花だった。「まあ、姫様。どちらにいらっしゃったのですか?探しましたよ」「突然、逃げ出した時は驚きましたわ」やれやれといった表情でいう侍女二人に申し訳なさそうに縮こまる桃花は逃げ出した理由と、先ほどの青藍の提案を素直に伝えた。「というわけなの。皆忙しいのに、迷惑かけて本当にごめんなさい」新任の部下の...全文を読む

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鸞奇談 3-4

小説

2015.02.09 (Mon)

 『Σ末様!?』『若様;!?どうしたの!?』突然大声を出す末摘に慌てて駆け寄る二人。ぼんやりとしたいつもの表情とは違う、焦りが滲んだ表情に驚きを隠せなかった。「何ということじゃ・・・国王たるワシとしたことが・・・」『落ち着いてください末様』「ワシは・・・重要なことを忘れておった・・・」『な、何!?重要なことって・・・』ごくりと固唾を飲む二人に向かって、末摘がわなわなと口を開く。「桃花に・・・廊下は走...全文を読む

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鸞奇談 3-3

小説

2015.02.09 (Mon)

 『あまり力を乱用するな。外の奴らに見られたら面倒だ』『えー!俺そこまで使わないもん!今回はたまたま!それはアイツらにいってやってよー』『アイツら・・・か・・・』『そうそう♪アイツら♪』「アイツらとは・・・アイツらか?」『『ですね』』口にすると同時に苦々しくこめかみ部分を抑える青藍とニヤニヤという擬音が似合いそうな含み笑いに変わる琅玕。そしてそれをぼんやり見上げる末摘。反応は三者三様だが、どうやら三人...全文を読む

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鸞奇談 3-2

小説

2015.02.09 (Mon)

 実は、辺境の地から国となった歴史からか、この国では所謂「勿体ない精神」が太く根付いている。他国だったら即座に破棄してしまうものも、この国では宝と化す。誰かに譲渡したり、別のものに作り変えたりして極力、最後の最後まで使い切ろうと皆々、工夫をして生活をしている。他国から見れば「貧乏臭い」「卑しい」と映るかもしれないが、この国の民にとっては、大切な生きる術なのだ。「着ない着物で綺麗なものは侍女や国の娘た...全文を読む

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鸞奇談 3-1

小説

2015.02.09 (Mon)

 『それでしたら、「桃色」は無理でも、それに似た色の衣を 選んでみてはいかがでしょう?』「青藍(セイラン)!!」琅玕より少し低めで通りの良い声に桃花の表情がパアッ!と華やぐ。きっちり真ん中に分けられた薄鈍色の外はねの髪。清清しく清潔感のある空色を基調にした重衣と衣よりも更に濃く深い色味を帯びた瑠璃色の瞳。更に、右耳にだけ少し長めの耳飾りと、こちらもどこか風変わりな装いである。耳飾りの先端には薄浅黄っ...全文を読む

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プロフィール

琉乃介

Author:琉乃介
小説かいてたら続いた。なのでブログ作ってみた。そんな感じです。

お暇つぶしによろしければどぞ。

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