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小説

鸞奇談 3-4

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『Σ末様!?』

『若様;!?どうしたの!?』

突然大声を出す末摘に慌てて駆け寄る二人。
ぼんやりとしたいつもの表情とは違う、焦りが滲んだ表情に驚きを隠せなかった。

「何ということじゃ・・・国王たるワシとしたことが・・・」

『落ち着いてください末様』

「ワシは・・・重要なことを忘れておった・・・」

『な、何!?重要なことって・・・』

ごくりと固唾を飲む二人に向かって、末摘がわなわなと口を開く。










「桃花に・・・廊下は走ってはならぬと注意するのを忘れてしまった!!」









『Σえぇ!?そこぉっ!?』

神妙な顔をしたから何かと思ったのに!とガックリ項垂れる琅玕。
しかし、そんな彼が見えていないのか、末摘の口は止まらない。

「ここ最近やらなかったからかついそのまま見送ってしまったわぃ!」

『そうでした!私がついていながら何という失態・・・!
 この青藍、一生の不覚です・・・!』

『うっわー・・・青君まで・・・;』

真面目な二人の真剣な様子に一人ついていけない琅玕は
姫への教育方針について延々と話し合い続ける二人からそそくさと離れ

『ヤバいわこれ長くなるわ。今のうちに逃げた方がいいわ;』

急げ急げ!と桃花から『戻した』あの翡翠色の羽根を二本指で挟み、フッと息を吹きかけた。







すると、ヒューという小さな小さな風の音が響き、その音が止んだ時には

不思議なことに、琅玕の姿だけが綺麗さっぱり消えていたのだった。


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~ Comment ~

こんにちは

琉乃介さん
こんにちは
さくらぱんです。

可愛いお姫様と
どこかポイントがズレれて、人情味溢れる可愛い王様。
登場人物が生き生きとして描かれていて魅力的ですね。
世界観がしっかりしているから物語に、ぐいぐい引き込まれました。
このお話、好きだなぁ。

微笑ましいエピソード
続きが読みたい^^
大人しく待っていますね。


さくらぱん

Re: 夜分に失礼します。

さくらぱん初めまして!訪問ありがとうございます!^^

まさかコメントをいただけるとは思っていなかったので驚きました。

しかも、妄想の中のご都合主義世界なのに「世界観がしっかり」だなんて!!!///
嬉しいお言葉ありがとうございます!励みになります!><

コツコツ更新になりますが、時間つぶし程度になれれば幸いです。

素敵なコメント本当に感謝です!ありがとうございます!
(といいつつ単純というか拙い返信ですいません;汗)


琉乃介
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