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小説

鸞奇談 5-5

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声量は勿論だが、炎のように揺らめく朱色の瞳と鋭い八重歯がより獣を彷彿とさせ
形の良い口元やすっと通った鼻筋など容姿もとても整っている。

黄丹とは逆の鋭利な雰囲気といい、女性がいたら間違いなく放っておかないだろう。

頭に巻かれた布の隙間から赤みの強い茶色の髪がところどころ跳ね出ており
細くも筋ばった首には、やけに長くて重たげな数珠が輪のようにして下がっている。
そしてその数珠の先にも、柘榴の果実のような赤紅色の勾玉がシャラリと揺れていた。

行動や言動、そして奇抜な装い、総てが不思議な二人の青年。
ただならぬ空気を纏うその二人に、臣下たちの剣を握る手が僅かに震えている。






『で、俺たちのオヒメサマに酷いこといったの、おじさんたちなわけだよね?』





片やにっこりと小悪魔的な笑みを浮かべながら
片や無言でポキポキと指の骨を鳴らしながら
これから起こることを察して青ざめていく成金たちを、静かに見据える。







御免なさい】を言わずに帰るとか・・・・・・舐めてんの?






涼しげな目元の奥底に輝く瞳は、ギラギラとした危険な光りを放っているように見えた。






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