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小説

鸞奇談 7-6

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『で、ど~すんのよこいつら・・・』

可愛らしくしゃがみこんで、足元に転がる物体を指で突きながらのほほんと眺める黄丹。

そこには、ただでさえ「蝦蟇蛙」と形容される容姿をボコボコに腫らした武官たちが大の字で寝ていた。

『気絶したらやめてやったんだから優しい方だろ』

『気絶してても殴ってたらそれこそ本物の化け物っしょ。理性失ってんもん』

やはりボコボコにした犯人は朱殷だった。だったというかこいつしかいないのだが。

加減したとのことだが、殴られた二人組みは完全に白目を剥いて伸びきっている。

『じゃが芋の出来損ないが腫れ上がったせいで南瓜の出来損ないになっちゃったね~』

『おいウニ、出来損ないとかいうな!』

『え?』

『じゃが芋と南瓜に失礼だろ!謝れよ!!』

『そっちかぁ~・・・わかるけど!』

『だろ?・・・で、流石にこのまま帰すわけにはいかねーし、こっからはお前の仕事な』

『わぁかってるよぉ~面倒くさいけどしゃ~ないなぁ~』

うだうだいいながら黄丹は懐から何かを取り出す。

それは、色は違えど、どこかで見たことのある、橙色の美しい小さな羽根だった。

『さてと、さっさと終わらせて帰ろ~っと!』

着物の袖をまくり、やる気満々の顔で黄丹は微笑んだ。



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