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小説

鸞奇談 8-1

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バンッッッ!!!バシッッッ!!ビシッッッ!ベシィッッッ!!!



『『いてえええええええええええええ;!!!!!』』




静かな夕暮れに似合わない軽快な音が四回、そして二つの悲鳴が白銀楼に響く。

尋常じゃない悲鳴にも関わらず、夕食を作る調理官、運ぶ侍女たち、他の臣下たちも
「あ、また何かやったな・・・」という顔をするだけで手を止める人間は誰もいない。

恐らく彼らにとっては、烏が鳴いているのと同じくらい些細なことなのだろう。



『・・・で、そういうことで馬を連れ帰ってきたってことだな・・・』

ここは白銀楼の大広間。皆で夕食を取ったり、会議をしたり
とにかく大人数で何かする時に使う部屋だ。

畳以外何もない殺風景な空間に並ぶのは、それぞれ個性的な色を持つ男たち。

『全く・・・一般人相手に力を使うなと何度いえばわかるんだお前らは・・・!』

口の端をひくひくと引きつらせ、こめかみに青筋を浮かべているのは青藍。
左手のひらをパンッパンッと軽快に鳴らすのは右手に持つ紙扇。
どうやら冒頭の音の原因はこれらしい。


そして、悲鳴を上げたのは・・・


『ってぇなー!てめぇじじぃ!何しやがる!!!』

『セーちゃん酷いよぉ~!!』


勿論、こいつら悪ガキコンビである。


『誰がじじぃだ!!お前らもさして変わらんだろが!』

『まぁまぁ青君、落ち着いて;』

ますますヒートアップする青藍を苦笑混じりに嗜めるのは数話ぶりに登場、琅玕。
(その一言いらないよ!涙by琅玕)

『要するに、「命だけはご勘弁をー!」って乞うてきた武官が馬を献上してきたってことだね?』

琅玕が止めている間にさりげなく話を進めるのは楝。
むくれる二人の頭を撫でながら優しく問いかける様に二人も素直に口を開く。

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