スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←鸞奇談 8-1 →鸞奇談 8-3
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



もくじ  3kaku_s_L.png 雑記
もくじ  3kaku_s_L.png 小説
【鸞奇談 8-1】へ  【鸞奇談 8-3】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

小説

鸞奇談 8-2

 ←鸞奇談 8-1 →鸞奇談 8-3

『俺らいらないっていったんだけど聞かないんだもん』

『あと馬が死ぬと思ったからよ』

『なるほど』

二人のいう通り、馬たちは休み無く別の国へ行った後、この辺境の地へやってきて
更に自国への帰路を歩いていた。太鼓っ腹二人と大量の荷物を背中に乗せた状態でだ。

『二人が帰ってきた時もゼェゼェいってたもんね・・・』

『・・・・・・(コクリ)』

『馬は繊細な生き物だからね・・・心身ともに疲弊していたし
 あのままあの二人を乗せてたら道中で倒れるかもしれないね・・・
 あの武官たちじゃ「弱った馬などいらん」とかいって見捨てかねないし』

『・・・・・・(コクコク)』

『で、馬も臣下も失った蛙さんたちはどうやって自国に?』



『山の麓まで自力で降りて、その後は運び籠に頼んでたー』

『金だけはあっからなあいつら・・・交通費かさんでも問題ねぇだろ・・・』

『・・・(コクリ)』

「運び籠」というのはいわば長距離タクシーのようなもの。

馬車に乗り込み、操者に金さえ支払えばどこでも運んでくれるという。
舗装された道のない山の中では貴重な交通手段だ。
但し、資金がとんでもなくかかる為、利用するのは専ら裕福な者たちらしいが。



スポンサーサイト



もくじ  3kaku_s_L.png 雑記
もくじ  3kaku_s_L.png 小説
【鸞奇談 8-1】へ  【鸞奇談 8-3】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【鸞奇談 8-1】へ
  • 【鸞奇談 8-3】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。