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小説

鸞奇談 8-4

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胡坐かいて座る承和の後ろからひょっこりと顔を出す末摘。
背格好がほぼ同じ為か、すっぽり隠れていたせいで
青藍の位置からは見えなかったようだ。(むしろ青藍と琅玕以外は最初から知ってた)

「結果、無傷で帰したんじゃろ?ならばさほど支障はないはずじゃ
 たとえあったとしても、その時はワシが何とかするから問題はない」

『しかし、末様・・・』

「気持ちはありがたいが、二人は妹の為を思ってやってくれたんじゃ。
 もう怒らんでやってくれ青藍。それに馬はいて困るものでもないしのぅ」

『は、はい、ありがとうございます・・・』

頭を下げて礼をいう青藍。どこまでも真面目な彼らしいが、本来頭下げるべき
二人は他人ごとのようにその様子を見つめているだけだった。
しかし、末摘が何も咎めないところを見ると、これもまたいつもの光景なのだろう。

『まあまあセイ、そんな気を揉まなくても大丈夫だよ
 傷だらけで帰ったならまだしも、無傷なら襲撃にあったっていくら訴えても
 誰も信じやしないだろうし』

『・・・(コクコク)』

フォローに入る楝と承和に青藍も渋々納得というような顔をする。

「まあ、話はこんくらいでよかろう。そろそろ飯の時間じゃ
 食卓に沈んだ空気は似合わんぞ?」

『そ、そうですね』

「そうと決まれば、飯を運んでもらうとする・・・・・・」


バタバタバタッッッ!!!


「国王!!!大変です!!!」

末摘がいい終わる前に血相を変えて大広間に飛び込んできた臣下。

息を切らせて飛び込んできたところから
どうやら穏やかな夕餉はお預けらしいと一同が察するのは早かった。


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