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小説

鸞奇談 2-1

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「ぬっ!?曲者ぉ!!!!!!!!」

『Σどわぁああっ;!!!!』

二人が話しているすぐ後ろの茂みが揺れた瞬間、末摘は手に持っていた書物を勢いよく投げつけた。
書物はパコーン!という軽快な音をたててそのまま地に落ちる。

すると、茂みの中から誰かが現れ、落ちた書物を片手に二人の下へ歩み寄ってきた。
その人物は苦悶の表情で右手で自身の頭を何度も擦っており
その様子から、末摘が投げた書物はこの人物に直撃したのがわかる。

『いたたたたた;もう!若様ヒドいよー!』

登場したのはとても優しげな空気を纏った、どこか風変わりな青年だった。
表情はニコニコ笑っているのだが、若干、目じりに光るものが見える気もする。

「コソ泥のような隠れ方しとるお前が悪い」

『だからって曲者はないじゃん!曲者は!』

「いや、あのお決まり(「曲者!!といいながら何かを投げる)をやるには
 今が絶好の時かと思うて」

『要するにただやってみたかっただけなのね!そういう子だったね貴方は!!』

しれっといってのける末摘に涙目で言葉を返す青年。まるで漫才である。

侍女たちには「お主」といっていた末摘が
「お前」と多少砕けた呼び方をしているところからして
青年は王である末摘ととても親しい間柄のようだ。


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