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小説

鸞奇談 8-6

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「先手?」

『どういうことですか・・・?』

『・・・やだなぁ、セイまで・・・』

戸惑う家臣と青藍に助け船を出したのは楝だった。何かを含んだ微笑のまま





『忘れたの?今宵は【朔の夜】だよ?・・・あの子の出番じゃない?』





と告げ、青藍もようやくわかったという顔をし、末摘もしたり顔で続ける。


「朔の夜はコソ泥の味方というが、それは我らも同じことじゃ・・・
 しかし、更なる手を打った方が良いじゃろぅ・・・楝、頼めるか?」

『かしこまりました・・・』

この楝の返事が起爆剤だったのか、一同の纏う緩んだ空気がピリッと張り詰め
表情もやる気満々といった微笑みに変わっていく。





「我らが領土に無断で立ち入ったんじゃ・・・好きにはさせんよ・・・」





開いたままの広間の戸から除く月無き漆黒の空に語り掛ける末摘。







ふと気が付けば、紫色と橙色を残し、四つの色が広間から消えていた・・・。


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