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小説

鸞奇談 9-2

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「女」だと認識するや否や、一目散に人影に飛び掛る三人組に
その人影は「キャアアアアアアア!!!」と切ない悲鳴を上げる。

当たってほしくはなかったが、三人の読み通り、夜道に佇むその人は女性だったようだ。



「ククク…こんな夜道に無用心なこった…オラ、姉ちゃん!一緒に来てもらうぜ!!」

「イヤッ!お止め下さい!!お助けを!!」

「んなこといって本当に止める盗賊はいねぇんだよ!」

「かんわいい声だねぇ・・・これは上玉だぜぇ・・・?」

「お願いします!!どうか、お許し下さいませ!誰か、誰かああああああ!!!」

女性の叫びも虚しく、助けに出てくる者は誰もいない。
そんな無慈悲な光景に男たちはニヤニヤと笑いながら女性の腕を容赦なく引いていく。

「抵抗されると燃えるねぇー!どうよ、ここいらでヤッちまうかぁ?」

「バカ野郎!まずはお頭に献上しねぇとぶっ殺されんだろうが」

「そういうこと、お頭が食い終わったらお零れもらおうやぁ!」

ゲラゲラとバカ笑いをする三人。すると・・・




『あんさんらに食わせるもんなど持ち合わせちゃいねぇですよ・・・』




男の野太い声とは違う、どこか凛々しく透き通った声が夜盗たちの耳に届いた。


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