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ものづくりその1

鸞奇談 11-4

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―・・・シュウ、ロウ、聞こえるー?―



『おっと!来たぜ来たぜー!』

目的地に着き、屋根の上で待機していた二人は待ってましたと顔を上げる。

朱殷に関しては顔だけでなく寝転がってた身体まで跳ね上げている。

『やっほー!楝君?聞こえるよー!』

楝に対して返事をしているが、当然、その場に楝の姿はない。

『久しぶりだな、頭に響くこの感じ!』

『声を飛ばすってことは、硨磲丸君を呼び出したんだね?』


―まぁねー。こういう感じで指示送るから宜しくねー―

『了解ー!』

『声を飛ばすほどの人数か・・・ますます暴れようがあるぜ・・・』


―シュウ、暴れるのはいいけど、暴れ過ぎたら即バレるってこと、忘れないように♪―

『う”・・・』

『まあ、ばっちり見られて聞かれちゃうよね。俺がチクるまでもなく』

苦々しい顔をする朱殷と、にこにこの琅玕。もちろんその二人の表情も・・・


―二人ともー、対照的な顔してるとこ悪いけど、仕事してくれるー?―

楝には筒抜けだったりする。


―それじゃ、二人とも・・・二人から見て、丑の方向に盗賊たちがいるから、頼んだよ?
 人数多いから、指示は俺が直接出すよ・・・二人と一緒にね!―

楝のいう「二人」というのは


【おおー♪わらわらといるでございます!やりがいがあるでございますー!】

【・・・・・・・・・・・・・】


勿論、瑪瑙丸と硨磲丸だ。


それを朱殷たちもわかっており、したり顔で眼下の盗賊たちを見据える。

『さぁーてと、仕事するとするか!』

『了解!!』

やる気満々な二人の手には、それぞれ深緋色と翡翠色の羽根が握られている。

既に仲間が捕らえられていることも、これから自分達が捕らえられるかもしれないことさえ
夢にも思っていない盗賊たちの高笑いが





断末魔に変わるまで、あと僅か・・・?




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